【ラペオニアインタビュー】「ドールとは仏像のような存在です」──ドールオーナー兼漫画家・さとうはるみさんにインタビュー!

インタビュー

■Profile
ニックネーム:さとうはるみ
エックス:@i_k0726
出身:日本

■Photo Gallery

──まずはじめに、簡単な自己紹介をお願いします!

「三度の飯より球体関節が大好き!さとうはるみと申します!」

──さとうさんがドールに興味を持ったきっかけはなんでしょうか?

「2005年くらいに押井守監督「イノセンス」のCMをTVで観た事がきっかけです。ハダリというロボット人形が出てくるのですが、白い肌、黒い髪、赤い着物、異質な球体関節というデザインに圧倒されました」

──ドールはどれくらいお迎えされているのでしょうか?また、お迎えるする際にチェックするポイントなどはありますか?

「ドールは現状では2体。ボークスのボディに自作のヘッドを間借りさせてもらっているものと、Puyoodoll Baby kumakoを大好きな作家さんにメイクしてもらったものです。もう1体念願のビスクドールが増える予定です」

「お迎えする際のポイントは、その人形との運命的な何かがあるかどうかですかね。本来ひとつのことしか愛せない質なので、欲しいというよりは、必然性で考えています」

──ご自身のドールをご紹介してください!

名前:ペリメニさん

「頭は石粉粘土で出来ており、流通しているドール服との互換性を求め、ボークスのSDMボディをお借りしております。手はDIKADOLLの可動ハンド、かなりハイブリッドなことに……。ドールが欲しくてもお金がなかったので手に入らず、苦肉の策で作ったのですが、最近とても愛おしいので逆にお金かかってます」

名前:とてちて

「短い手足でとてちて歩きそうなのでこの名前にしました。とてちーと呼んでいます。まだまだメイクしてくださった【MUGUET】れにゃさんの魅力を最大限に出せていないのが悔しいところ。先日夢の【CALULU】服を買ってあげられました。こちらもコツコツ育てていきたいです」

──さとうさんの中での「ドール」とはどのような存在でしょうか?

「仏像のような存在です」

「「一人一仏」という言葉があって、どんな人間でも、心の中に仏さまが宿っていらっしゃるという意味です。ホビーでも創作でも、ドールを一体仕上げ、迎えると鏡のように本来の自分自身を見つめることができるし、触れる事ができる。ドールを通じて、自分自身を癒せる素晴らしい存在です」

──ドール初心者の読者ももちろんいらっしゃると思うのですが…ドールの楽しさはなんだと思いますか?

「最初は自分のドールに「?」となるものです!でも大丈夫。最初から大好きなものはどこにもないんです。大好きは山で宝石を探すようなものではなく、大切に育てていくもの。それがとても楽しいですよ!」

──TinyFoxのドールで特に気になる子はいますでしょうか?

「甘夢の妖精 シルメンカ ですね!!!寝具セットオプションは危なかった、安っすぅ〜、と、やられかけました。アイマスク姿もとても良い!!!」

──何か告知がありましたらぜひ!

「9月8日から『ドルおじ#ドールに沼(ハマ)ったおじさん』絶賛発売中です。描き下ろし満載ですので是非お手に取って頂きたいです」

「また、11月26日には福岡天神にて開催される、ドール系中心多目的イベント「Fukuoka Harvest」

では、ホワイトスフィア実現計画&スターレットオマージュのビスクドールのお披露目、サイン会などが行われます!是非遊びに来てくださいね!」

──インタビューありがとうございます! 最後にラペオニア読者に一言お願いします!

「インタビューを読んでくださってありがとうございます!ドール界隈あったけ〜!」


■ライタープロフィール
ニックネーム:sasamoto chihiro
出身地:日本・東京都
ツイッター:@tiam_00
自己紹介:2021年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後フリーでライターをしております。

現在は「アニメイトタイムズ」「クウネル・サロン(マガジンハウス社)」「リアルサウンド」などで活動中。


ラ・ペオニア運営会社の株式会社ジニヤズでは、若手クリエーターたちの作品や発想、活動をインタビューを通して世界中の多くの人々に伝えることを応援しております。

多言語(日中英)翻訳と情報発信のサポート、ビジネスチャンスのクロージング斡旋も行っております。インタビューや業務提携などのご希望がある方は、お気軽に「お問い合わせ」までご連絡くださいませ。