【ドール入門講座】ドール初心者の為に、スタンドをご紹介~

グッズ&アイテム

こんにちは! えにゃです。
前回の講座では、ドールのサイズについてお話しました。参考になりましたでしょうか?

ドールをお迎えすることが決まれば、スタンドについても悩みますよね。
市販のスタンドは沢山ありますが、自分のドールに合うものを見つけるのはちょっと難しいかもしれません。
今回の講座では、ドールスタンドの選び方や注意点について、シェアしていきます。

▲スタンドの構造例

ドール用スタンドは、下からベース、支柱、高さ調整用仕組み(ネジ/アタッチメント等)、クランプ/ホルダーで構成されます。もちろん、もっとシンプルなスタンドもあります。
安定性、汎用性も踏まえて紹介していきます。

スタンド選ぶ際、まず、ドールのサイズ(1/4スケールサイズ、1/6スケールサイズなど)に合ったスタンドのサイズをを選び、その後、用途や好みに合わせてアームタイプ&ベースの材質を選びましょう。


アームタイプについて

腰支えタイプはドールの比較的に高い位置で支えてくれるため、安定感が優れています。スボンやタイトのスカートをはく時に目立ちにくく、上着などで簡単に隠せられます。長期間立ちポーズをさせたいドールにも適しています。

▲腰支えスタンドの構造例

Tips:腰支えとは言え、腰で固定するのはお勧めしません。クランプの部分は様々なドールに適応できるように作られていますが、そのためにあまり細くすることはできません。腰の細いドールの場合は、緩く腰に固定するよりも、低めの骨盤あたりに固定することをお勧めします。

サドルタイプのスタンドは、股で支えるタイプで、スカートや長い上着で簡単に隠せ、衣装の正面への影響が少ないので、女の子のドールにはお勧めです。
支柱が真ん中にあるタイプとサイドにあるタイプがあります。サイドの場合によく使われる、少し曲がりの付くアームタイプは、立ちポーズでも、ドール左右の膝がつかない状態にならないため、ポージングしやすいです。

Tips:下半身がふくよかな体型のドールは最近かなり人気がありますが、通常のサドルタイプのホルダーにお尻がうまくはまらないことがあります。スタンドを買う際には、サイズをきちんと確認しましょう!

Tips:サドル部分の材質は色々ありますが、太目な金属など、強度ありながらもドールボディラインに合わせて調節できるもの、端に大きめでドールとの接触面積を増やす構造、そして表面が透明シリコンなど柔らかく、色が落ちず、摩擦力がある素材でカバーされるものがおすすめです。

TinyFoxのカメラマンさんが撮影する際に使われてるのはこのタイプらしいですよ!

脚サポートタイプのスタンドは片側の大腿(太もも)を固定するタイプです。元々自立できるドールをサポートするもので、長期間飾り続けるのにはおすすめしません。

自由スタンドは、フレキシブルアームを活用したすごいスタンドです。
フレキシブルアームがドールの重さに耐えられることが前提で、傾かせたり、浮かせたりと、ドールが重心の影響を無視して自由にポージングできるスタンドになります。しかもフレキシブルアームは、他のスタンドより隠しやすいので、自然なポージングでドールを撮影しやすく(フォトショップ加工もしやすい)、よりイキイキとしたドール写真を撮ることができるのではないでしょうか?
しかし、姿勢を変えるたびに、重心バランスを取り直さないといけないと聞きます。やはりある程度ポージングなどに慣れてから入手することを考えたほうが無難かもしれません。
それでも、一度試しに使ってみたいですね…


ベースについて

ベースは色々な種類がございます。
板ベースはアクリル木製金属などの材質があり、重くて大きいほどドールが倒れにくくなります。ただし、外出時には逆に、軽量でコンパクトなものが便利です。
三脚タイプのスタンドもあります。長さ調節ができ、軽くて運びやすく、サイズの小さい子や体重が軽い子に適しています。

板ベースには、スタンド支柱及び、カメラ用三脚と固定出来る為に、1~2つ、ネジ穴が開いております。ネジ穴の位置はそれぞれあります↓

真ん中:支柱がベースの真ん中に設置されることは、小さいサイズのスタンドや旧タイプのスタンドによく見られます。三脚の雲台ネジに対応のネジ穴も、重心が安定しやすいため、中央にあることが多いです。
サイド:曲がりの付くアームタイプ、腰支えタイプなどの支柱を取り付けるためのネジ穴は、通常、板ベースのサイドに設けられています。撮影の際、ベースが目立たないようにくするため、雲台用のネジ穴もサイドに設置される場合があります。

Tips:ベースを目立たなくさせたい場合、ドールの足元に床変わりの柄紙や装飾シートをベースの上に敷いたり、布を自然に垂らしたりすると良いと思います。
華やかな撮影・展示スペースを作りながら、ベースを隠してみましょう~


まとめ

最後に、ドールスタンドをどう選べばいいのか、表にまとめてみました。参考になれば幸いです~

今回の講座はここまでです。お役に立てましたでしょうか?
もしなにか「ここなんか違うよ」と思われた部分がありましたら、ぜひご指摘、お待ちしております。
また、知りたいことや、やってほしいなぁと思うことありましたら、「お問い合わせ」まで、コメントお待ちしてます♪

それでは、楽しいドールライフをお過ごしください♪


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■ライタープロフィール

ニックネーム:えにゃ

自己紹介:ラペオニア専属ライター、長年ドール関連の仕事務めてきてドール大好きです!お洋服、アクセサリー製作やカスタムメイクもやったりします♪


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